すっごい細かい手仕事を見てきた。
正確に言えば、その作品なのだけれど
本当に細かくてすごいから写真で。
このメモリ、10のところは10センチではありませんよ。
10ミリ、1センチってこと。
一センチの中にクロスステッチが12も入ってる!!!
どんな糸だ、布目一つに一針のステッチ・・・・。
いったいどれくらい時間がかかるのか。
そもそも土台の布から織り
そこにこんな小さな刺繍を埋め尽くすように刺す。
なぜそんなに細かく刺すのかといえば
布目から悪い物が入ってくるからそれをつぶしている
とかなんとか。
祈りが入っているんですね。
だから赤ちゃんを背負うねんねこにも
贅沢に細かに刺繍が施されている。
これを拡大するとこうなる。
この波みたいなうねった模様は
なんとチョウチョだそうです・・・見えないけど。
ミャオ族(という人たちが作っている)は
チョウチョから生まれ変わったと言われているそうで
必ずどこかにチョウチョが刺されているらしい。
始めて聞いたからとっても不思議。
一枚見るのにかなり時間をかけてしまうので
何度もお邪魔しなきゃねって感じの
苗族刺繍博物館(愛知県常滑市)です。
こういうの見ると何か作りたくなっちゃうね〜。